【試験会場の派遣】試験監督の仕事内容

試験会場への派遣スタッフの主な仕事は試験監督です。

一口に試験監督といっても仕事内容は多岐にわたり、また試験監督の試験についても様々な種類があります。まずは試験の種類から見ていきましょう。

入学試験

小学生が受験する中学入試から高校・大学入試まで幅広くあり、試験内容も公募制推薦、一般入試、社会人入試、模試など様々です。各試験は11月～2月に集中して行われます。

検定試験

試験会場の派遣の仕事で最も多いのがこの検定試験です。英語検定やTOEIC、漢字能力検定、在日外国人が受験する日本語能力試験、秘書技能検定、ビジネス実務マナー検定、日商PC検定など、特定の資格に必要な学力や技術を検査する試験です。

国家資格試験

弁護士などを目指した司法試験、社会保険労務士、建築士、看護師・薬剤師など国の機関が管理して行う試験です。自動車運転免許も運転に関する国家資格試験に含まれます。

次に、試験会場での派遣スタッフの主な業務を見ていきましょう。

試験会場の設営

試験会場へ派遣されるスタッフ全員が携わるわけではありませんが、会場の設営から依頼される場合もあります。その場合は試験の実施日の前日に集合し、受付や案内掲示板の設置、座席表や黒板への注意事項の記入などを行います。

受験者の案内

試験会場へ到着した受験者の受付・案内を行います。受験者リストと受験票の確認、教室や座席への案内などです。

受験者の監視

受験者が揃ったら試験についての概要や注意事項を説明し、問題用紙と答案用紙を配ります。試験が始まったら、試験監督の最も重要な役割である会場内の見回りです。カンニングなどの不正がないか監視します。リスニング試験が含まれている場合は、機材の操作も担当することがあります。試験が終了したら各用紙を回収し、氏名の書き忘れや枚数不足がないかを確認します。試験会場の片付けや撤収作業が済んだら派遣業務の終了です。

このように、試験会場へ派遣される試験監督・スタッフの仕事は会場運営全般を担うことであり、試験がスムーズに進行するためのサポートとなります。実際に試験会場の派遣を体験したスタッフから、「短期バイトの中でも比較的時給が高い」「短期間だったが大変やりがいのある仕事」など、評判の高い声が多くあります。

東京・大阪・名古屋に事務所を構える、人材派遣会社・ワンベルウッズでは、試験会場運営に関わる試験監督・スタッフの短期派遣サービスを提供しております。入学試験・検定試験・国家資格試験など、試験会場運営をサポートいたします。短期での派遣契約におすすめです。東京や大阪、名古屋で試験会場運営の短期派遣をご希望の方、評判のよい派遣会社をお探しの方は、お気軽にお問い合わせください。

【試験会場の派遣】年齢層と男女比について

一般的に試験会場の派遣においては、激しい動きや難しい作業がほとんどないため、スタッフの年齢層は20代～60代、70代と非常に幅広いことが特徴です。大学生や社会人のほか、主婦の方も活躍しています。また、男女比は試験内容や時間帯によって多少異なりますが、トータルで見ると男女の割合は1：1くらいで大差はあまりありません。

ワンベルウッズでは、試験監督のアルバイトスタッフとして、男性・女性の差はありませんが、年齢層を20～40代を中心に編成し、主催者から好評を得ております。

大学入試関連業務では、学部卒以上の年齢層とし、現役大学生を起用しないなど、試験内容に応じて求められる手配条件に合致するキャスティングを行っております。

そこで、試験会場の運営会社が試験監督の派遣スタッフを採用する際におすすめしたいのは、年齢層や性別の割合・人数などを決める場合に、試験内容や目的、会場の規模に合わせて選ぶことです。

例えば、看護師の国家試験や女子大の入学試験など、女性の受験生が多い場合は女性の派遣スタッフを指定したり、大学入試の場合など複数日程にわたる試験では、原則通し勤務にしたりするなど、派遣会社に依頼する際に希望する内容を伝えます。

現場運営クオリティを維持できるように、試験の種類や運営会社が希望する内容に沿って年齢層や性別の割合、勤務シフト作成条件を決めるとよいでしょう。

【試験会場】派遣契約と業務委託の違い

外部労働市場の活用法には、派遣契約と業務委託があります。派遣契約と業務委託の大きな違いは、目的と報酬が支払われる対象、そして業務指揮を執る指令塔です。

派遣契約

派遣契約は、依頼側の運営会社が派遣会社から条件の合う人材を派遣してもらうことを目的としています。

また、派遣スタッフへの給与（報酬）は派遣会社から支払われるのであって、実際に業務をこなした試験会場の運営会社ではありません。業務を実施した時間に対して報酬が発生するため、給与は派遣会社から支給されますが、実際の業務の指示は現場の運営会社が行います。

業務委託

業務委託の目的は、委託側の運営会社と受託側の会社が締結し、受託会社に請負して業務を完遂することです。業務に対する責任はすべて受託会社が担います。つまり、業務の指示やそれに対する給与は、受託会社から業務を実施したスタッフへ出されます。委託会社には業務の指揮命令権はありません。

派遣契約と業務委託それぞれの特徴を知って、条件や要望に沿った契約形態を選ぶことをおすすめします。

【試験会場】派遣の料金の決まり方

人材派遣サービスを利用する際に、気になることの一つは費用についてではないでしょうか。 様々な要素によって、人材派遣サービスの料金設定は変動します。人材派遣サービスの料金を左右する主な要素として、業種・業務内容、就業時間・期間、資格の有無（スキル）、エリアなどが挙げられます。

料金が高くなる要因の一つは、募集から就業開始までの期間が短い場合です。募集から短期間でスタッフを派遣してもらいたい場合、時給の面で好条件を打ち出すことがあります。ほかより高時給であれば、募集から就業開始まで短期間であっても多くの人員が集まる可能性が高くなります。

また、資格やスキルが必要な業種、専門性の高い職種は、料金が高くなる傾向にあります。派遣スタッフへの給与が高くなれば、それに伴い派遣サービスを依頼する費用もかかってきます。派遣サービスの適正相場や予算を見ながら、満足度の高い信頼できる派遣会社を選びましょう。